深掘り · 約18分
残存スキャンのモード:どれを使う?
スキャンモードは徹底度とノイズのトレードオフです。慎重さの必要性は変わりません。変わるのは、削除の前に読む候補の残存としてRevoがどれだけ多く表に出すかです。
安全は直感をまだ積み上げているときの既定です。ベンダー名や製品名を明確に参照するパスやキーを出しやすい一方、端のがれを取りこぼすこともありますが、共有ランタイムとの戦いは避けやすくなります。
中程度へ進むのは、標準アンインストールが途中で失敗した、サービスが残った、「成功」のあともプログラムフォルダが残る、といったときです。レビューする行が増えるので、クリック数ではなく時間を見込んでください。
高度はディスクイメージやバックアップの隣に置くモードです。技術的には「関連」でも他アプリがまだ必要としている項目を拾うことがあります。高度の結果を一括削除の許可証にしてはいけません。
実際に選んでいるもの
各モードは「このアンインストールに属しうるかも」へのフィルタだと考えてください。安全は絞りがきつく、中程度は広がり、高度はさらに広がり、他ソフトとフォルダ・DLL名・レジストリハイブを共有する「隣人」まで含むことがあります。
だから同じアプリが安全では「ほぼきれい」、高度では「ひどく散らかって」見えても、PCの実態は変わっていません。残存は最初からあり、仮説の数を増やして見せているだけです。
実務での「安全」
通常のアンインストールが終わって第二意見が欲しいときに安全を使います。頭の中で三つの箱に分けます:明らかなゴミ(ログ、ベンダー名配下の空フォルダ)、AppData配下の曖昧なパス、まだ使う別製品に触れるもの。
- 散らばったファイルを拾うより、ベンダーのサブツリーを一度に片付ける方が好ましい。
Windows\WinSxS配下やVisual C++ランタイムに見えるパスは一旦停止。悪いインストーラでは安全でも端例が出る。- 迷ったら削除前にブラウザでパスを調べる。5分読むほうが午後いっぱいの修復インストールより安い。
中程度が効く場面
トライアル系、アップデータフレームワーク、サービスやタスクを残す「スイート」系アンインストールの甘い点に中程度が向きます。レジストリのノイズが増えるので、キーのパスと値名を読んでからチェックを入れる。
良い習慣:まず標準アンインストール、一度再起動してからスキャン。Windowsが保留操作を終えると幽霊エントリの多くは消える。ファイルがロックされたまますぐスキャンするとリストが膨らみ、再起動後に縮むことがある。
高度:遅く、記録し、復元ポイント
データが予測できるルートに閉じていると分かっていて、復元ポイントかイメージがあり、一行ずつ読む覚悟があるときの高度です。赤/黄の印は「調査」であって「削除」ではない扱いにする。
共有コンポーネント(グラフィック周り、オーディオプラグイン、ODBCドライバ)は典型の地雷。外すと別製品が壊れるなら残し、アプリ固有のツリーだけを削る。
セッションの衛生
セッション途中でモードを切り替えたら、個人メモに時刻を残す。数週間後に同僚が「共有プラグインが消えた」と聞いてきたとき、混乱を戻しやすくなる。
同じマシンに何度も来るなら、アプリごとに一行:日付、使ったモード、「きれいな再起動の有無」。未来の自分が現在の自分に感謝する。
ゲーム、アンチチート、カーネル周りのヘルパー
ゲームクライアントやアンチチートは、ありふれた名前のドライバやサービスを入れることがあります。ランチャーを外したあとも、カーネルモジュールやユーザーモードのサービスがアンチチートベンダー側に残り、いま消したゲームフォルダではないことがあります。
まずは発行元の削除/修復ツールを優先し、再起動のあとで安全か中程度だけスキャンする。有名なアンチチートやGPUベンダー配下は、ラベルがゴミに見えても「削除前に調査」扱いにする。
よくある間違い
- すべて選択して削除 — 一覧は順位付きの候補であって判決ではない。エクスプローラーで手動では消さないパスを、一括選択に説得されてはいけない。
- 再起動を飛ばす — 削除保留中にスキャンするとノイズが膨らみ、真の最終状態が隠れる。
- メモなしのモード渡り歩き — 同じ席で安全→高度へ理由も書かず飛ぶと、巻き戻しが当て推測になる。
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